heinäkuu 04, 2005

■飲み屋の与太話

・創価学会をはじめ、宗教法人に課税をする方法。ライブドアを宗教法人化し、非課税化させる。国中から反発が起こるだろうから、これを機に宗教法人にも課税を行うようにする。ライブドアは宗教法人として存続させる。これでいいっしょ。

・知は格好のエクスキューズだ。

・思考をやめた哲学が、宗教である。

なんかいろいろ。

投稿者 shoshirock : 03:17 AM | コメント (1258)

toukokuu 05, 2005

■パリにて(4)

5/2 砂の女、サンラザール、ピガール、モンマルトル、サクレクール、素朴派美術館、バルビュス、北駅、東駅、、モンパルナス→サンミッシェル→サンジェルマンの哲学カフェ

5/3 となり町戦争、サンアンブロワーズ、地下鉄の検札、ギャラリーラファイエット周辺、
le contrescape!!

メモだけで失礼します。

普段は哲学カフェ回ってます。今日も2件くらい。
そろそろルーブル、アラブ世界研究所などへも行こうと思います。
あとポンピドゥーはもういちど行きたい。

投稿者 shoshirock : 12:01 AM | コメント (773)

toukokuu 03, 2005

■パリにて(3)

5月1日はメーデー。デモ行進やってました。路上で花を売る人が多いと思っていたら、親しい人にスズランを送る習慣があるらしい。友達の家にお呼ばれしてたので、買って行ったら喜んでもらえたみたい。それにしてもカレーおいしかった。

投稿者 shoshirock : 01:23 AM | コメント (1495)

huhtikuu 29, 2005

■パリにて(2)

薬屋で買った髭剃りとシャンプーがとても高かったのに気がつく。値段が5倍違う。
スーパーマーケット激安。ばんざい。
ごはんもちゃんと作ってます。

昨日は午後からポンピドゥーセンター。現代美術の方が肌に合うと判明。

今日はルーブルに行こうとするが、めちゃ混みだったので明日朝むかうことにする。
哲学カフェを少し調べる。暇のつぶし方ってこうやって見つけてくものだ。

部屋からのインターネットがなかなかできません。
日本での通話中の音がフランスでの発信中の音と同じで、
モデムが回線ビジーと判断、切断してしまうのが原因のよう。
ドライバのインストールでなんとかならないものかと模索中。
海外対応モデムを買っても良いけど、15000円はちょっと高い。
フランスじゃ何ユーロすることか。

昨日はすっごく楽しかったけど、今日はわりと沈んでいます。
酒飲んだからか?
気分の変動が激しいです。だめぽ。

投稿者 shoshirock : 08:54 PM | コメント (122)

huhtikuu 27, 2005

■パリにて(1)

大韓航空で16時間ほど揺られ、ホントに右も左もわからんままに、
パリに来てしまいました。

人に会う目的でしたが、会った人とどうもそりが合わず、
すでに目的を見失った旅になっております。

パリはとにかく建物がでかいです。
おかしいです。なんでこんなにでかいのかわかりません。
大きな道のむこうとむこうを、でかい建物で結べます。

すごく圧迫感があります。体の小ささを感じます。
神経参っています。オルセー美術館で軽い鬱がでました。
じつは美術(いわゆる絵画とか彫刻とか)にはさほど興味がないことを思い知りました。

きょうはひたすら歩きました。まだ近所にスーパーマーケットが見つかりません。
でも生活するにはとてもいい部屋です。
目的ありませんが、しばらく頑張って生活してみます。

投稿者 shoshirock : 11:46 PM | コメント (4)

maaliskuu 25, 2005

■カツサンド

お昼はカツサンド。小ぢんまりとした箱に隙間なく詰められた三枚のうち、真中から食べる。小山薫堂の「カツは真中から」の教えを無意識に実践。肉厚のカツ、ソースのよく染みたコロモ、ふわふわのパンは、たしかな存在を感じさせながらも、噛むスピードを妨げない。
しかし二枚目、三枚目が興ざめ。縦3:横1ほどの長方形に切られたパンに、カツは3:0.5程度の端しか入っていない。コロモの端は固く揚がったのはカツの不在に心が石に変わったからか。カツもコロモもないパンは無闇に柔らかく、唾液にしぼんでしまった。

投稿者 shoshirock : 03:24 PM | コメント (4)

maaliskuu 01, 2005

■きょう見たニュース

・フジロックの出演者発表。(記事
 ぜんぜん知らない人ばかりだ。shoshirockを標榜してるのにね。スタイルとしてのロックにはあこがれますが、音楽としてのロックンロールはかじる程度。僕の中でのロックとは、特異点としての正解を見つけるためのクレイジーな方程式を編み出す開拓であり、常に更新されていく運動である。ロックには明日しか存在しない。(こうやって昔書いたことをくりかえしてるあたり、ぼくはロックじゃないね。)
 あ、くるりとスカパラ出てる。ジュリエットルイスとファットボーイスリムも来るのか。

・少年隊の東山さんがトライアスロンに参加するそうで。(記事

・岩田さゆりさんはプリンが大好きだそうな。(記事

投稿者 shoshirock : 04:34 AM | コメント (0)

helmikuu 03, 2005

■私的な交通整理

メモなので、乱文です。

・大学に6年いた。5年目と6年目に、東浩紀が出講していた。講義の内容は詳しく思い出せない、というのはノートが手元にないから。熊倉敬聡さんのところで新しい生活の美学の研究や実践もしたけれど、そういうのも含めて、ちゃんと哲学とか社会学・経済学などの学問を整理整頓しておきたかった。その意味で哲学の研究をしたく、(いま思えばそれは知識社会学かもしれないけど、)東浩紀に相談をしたことがある。彼がくれたアドバイスはいくつかあった。ひとつは、外国語はやはり勉強したほうがいいこと。ひとつは、やはり働き口は少ない、留学してもそのまま日本に帰ってこれないケースもある、こと。もうひとつは、日本発の思想を作ったほうがいい、ということ。僕の質問が京都大学の篠原資明のところで勉強したい(当時は発生の哲学・美学みたいなことをしたかった。)ということだったのもあるだろう。

・筒井康隆『文学部唯野教授のサブテキスト』がロランバルトの『S/Z』の真似でもあるのかな。二行あけなくても箇条書きでいいじゃん。点による断章化。

・で、松岡正剛や鷲田清一、もしかしたら浅田彰なんかもパラパラめくっていたのだけれど、まったく忘れていましたです。エキサイトブックスに吉本隆明の特集が。この人を忘れていました。ばななは何作か読んだ。けど、あまり覚えていない、のは、たぶんそれくらい肌に近いかものすごく遠い文章なんだろう。篠原資明を考えたのは、講談社の『ドゥルーズ』を書いていたから。あと、「交通」の考えにちょっと惹かれるものがあったから。要は読むぞ吉本隆明!ってことです。

・キリンジは『ペーパードライバーズ・ミュージック』がいちばんいいとおもいます。昔はとにかく『3』好きだったんだが。あと、兄の詞に影響を与えている人として詩人の吉増剛造が挙がっているけれど、堀口大學訳のボードレールにも似ている、または吉増剛造がボードレールの影響を受けている、ような、気がしているのです。

・@アメリカ、日本人14歳が博士号持っている。なんだよ、さっさとアメリカ行ってればよかったのか。鯉の馬鹿。

・今朝、九鬼周造『「いき」の構造』を読んでいたのだが、なぜかこれが今のぼくには途方もなくつまらない。九鬼周造の出す実例がいまいち身近に感じないのもある。で、「いき」は可能性の中でで満足に生きる概念で、上品下品とか派手地味とかそういうのでつくった立方体でもって説明できるのですよ、というのが僕の至極乱暴なまとめ。この概念ってアリストテレス的な「中庸」に近いのかな。エッジを攻めたいあたり、遅れてきた16歳。

・http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050203-00000009-maip-soci

・http://www.excite.co.jp/News/bit/00091107306536.html

・なんだっけか。とにかく2005はちゃんと哲学しそうです。大学にいた時以上に。間違いなく今以上に面倒くさくなりますが、どうぞ適当に宜しくです。

投稿者 shoshirock : 01:17 PM | コメント (1)

tammikuu 30, 2005

■近況

相変らず活字の摂食障害起こしています。

腸炎で寝込みました。食欲が…食欲が…!!

眠りの調整をはじめましたが、うまくいくかどうか。

さいきんはカレーづくりに目覚めています。

投稿者 shoshirock : 01:16 AM | コメント (3)

tammikuu 15, 2005

■低(インシュリン+カーブ)ダイエットでは何を食えばいい

以前拙サイトでも書いた通り、食生活に変化を加えている。ひとつめは白米を玄米に変えたこと。二度炊きするのが面倒だが、よく噛むので食事の摂取量は減っている。食費に比例しているのは内緒である。もう一つ、肉減らし生活はそれなりに順調。缶詰のイワシやサンマ、ツナなどを最大限に利用して乗り切るつもりだ。
こんなダイエット計画にさらなる負荷が加わり、低インシュリンダイエットとローカーブダイエットの導入を検討中である。玄米食に変えたのは低インシュリンダイエットを目論んでのこと。これに炭水化物の摂取量を減らすローカーブダイエット、そして肉抜きが加わる。そばと野菜から栄養を摂取していた僧侶の食事に似ているが、低インシュリンダイエットでは肉低め、ローカーブダイエットでは肉をたくさん摂る。なんかお互いにライフラインを潰しあってる具合。というわけで魚とキムチと野菜スープくらいしか食べるものがない。豆は食ってる。何事も度がすぎるとよくないので、適当に食事に気を使いながら生きようとおもう次第。主食豆腐とかいやだし。肉減らしと玄米だけは続けていこう。

投稿者 shoshirock : 02:58 AM | コメント (1)

tammikuu 12, 2005

■説明書を書いてて思うこと

長文書きてえ。レポートとかそういうの。

投稿者 shoshirock : 02:01 PM | コメント (2)

tammikuu 11, 2005

■三連休は縫いもので

・今年の夏、手持ちのボトムの尻・又部分に穴が開いてるのに気がついた。一本だけなら自転車乗りの宿命かなと思っていたのだが、穴が見つかったのは全部で4本。いつもしている行動のどこかで異変が起こっているとしか思えない。思い索ると原因は自転車のようで、以前転んだ時にえぐれたサドルから短く針金が鈎型に飛び出ていた。針金を逆さに返してひっかからないように潰し、それ以来穴あきは起こらなくなった。
 実はこのときのボトムを補修しておらず、今日やっと補修屋に出した。気に入ってるものだから多少の出費は惜しまない。しかし高い。ユニクロなどで買った方が安いくらい。他にもボタンが取れかけてるコートが二着あったので、こちらは自分でつけなおすことにした。webでボタンのつけ方を検索して、裁縫道具で付けなおす。そこそこうまくつけられたっぽかった。
 三連休に行ったまともなことは、以上です。あとは店に立ちました。他の店にも行きました。今年もお金は貯まらなさそうです。本は一冊も読めていません。コピーも一本も書いていません。論文も書いてません。あ、あと玄米にしてみました。調理も食事もけっこう面倒です。

投稿者 shoshirock : 03:55 AM | コメント (4)

tammikuu 10, 2005

■問題ベースの演技モード

・問題意識って意外と役に立たない。大雑把な問題意識は細分化されて具体化していけばいいんだけど、それは問題意識というより問題探しであり、問題に直面する気概だ。それこそが本来の問題意識だというが、問題をみつけることが大事、と表面的に片づけて問題らしいものが見つかればそれでよしとする思考や記述が横行している気がする。

・ベースラインがかっこいい曲ベスト10つくろう。とりあえずヨーヨーマ。

・それにしてもおもしろがられるのが嫌いだ。ネタと割り切る前に舞台に上げられてるようだから。演技する分には問題なし。反トゥルーマンショー。

・会話には二つのモードがあるみたい。ひとつはそれぞれの身の上話。恋愛とかこちらはある程度打ち解けた仲でないと成り立たないモード。もひとつは共通の趣味や話題。いくつかレベルが合って、趣味趣向などの個人的なものから、政治経済社会などの誰にでも当てはまる話まで。飲み屋で初めてのお客さんと話をするとき、話題に困るといちばん差し障りないのは天気の話らしい。イギリスでは長距離の電車に乗るとまずそういう話から始めるのだそうな。でもって話をしていく中で訛りをみて、どこの出身か当てながら共通の話題を探す。失礼のない中で会話を作る戦略。飲み屋で初めてのお客さんに何を話すべきか、いままでは適当に話してきたけれど、ちょっと考えてみたいですな。

投稿者 shoshirock : 04:25 AM | コメント (1)

tammikuu 08, 2005

■肉マイナスエロ

・肉抜きを宣言しておきながら早速食ってます肉。昨日の冷蔵庫にあった安売りの照り焼きハンバーグ。そしてお昼は職場近くの喫茶店「サバナ」のオリジナルメニュー、サバナライス。味、照り焼きハンバーグは言わずもがなこんなもんか、サバナライスは740円の割に自分で作れる味。肉が厚めで大きいのが特徴だが、多少ニンニクやショウガを効かせてもよかろうに。しょうゆの風味ばかり残りましたとさ。
 そして吉野家の牛焼肉丼(並・420円)。肉が厚い。ああいう肉を食ったのは久しぶりだった。味付けもほんのりしたコクにコチュジャンでアクセント。

・会社で書き物をしていて、マイナスネジが少ないのに気がついた。調べてみると、1935年が転換点。フィリップス社がプラスネジの特許を取得したのだ(*1)。つまりそれまではマイナスネジが一般的。プラスネジの発明により機械によるネジ締めを効率化できたようだ。しかしプラスネジの普及は特許の期限が切れた後のこと。プラスネジはマイナスネジより作りやすく、ネジ頭も低くできて、部品として扱いやすい。プラスネジを回すとドライバーが浮く「カムアウト現象」も解決された。そして現在、プラスネジは広く使用されているのだそうな。

・ヤングジャンプ、それは毎週供給されるエロ。YJ読者で「○○しか読まない」と言ってる奴には気をつけろ!

投稿者 shoshirock : 02:18 PM | コメント (0)

tammikuu 07, 2005

■肉抜きミックスベジタブル

・肉控え食生活実行中。動物がどうのこうのではなくて、ただ体調がクリアになると聞いたから。魚、肉汁の類はOK。豆や野菜などを有効利用していこう。うまく行ったら昼夜ローカーブダイエット。メニューの検討も抜かりない。次の野望はイワシとトマトの料理、そしてザワークラウトづくりをマスターすること。

・クリスマスにミキサーを買ったのでいろいろ試している。
 最初の動機はタマネギのみじん切りを簡単にしたかったこと。1個を16分割くらいにした大きさをミキサーにかけた。見事なペースト状になったものの、割った水が多かったせいか、うまく炒められない。したがってカレーにしたけどおいしくない。次は水抜きをもしてみるか。
 次にしたのはバナナミルク。バナナを5分割、浸るくらいの牛乳で満たす。ハチミツひとさじを加えて、ミキサー。これはうまくいった。朝食が楽しくなってきた。セロトニンの元も摂れるし!
 これからやろうと思うのはレタスジュース。なんでもヨーロッパでは不眠にはレタスらしい。かのピーターラビットにもウサギたちがレタス食べて眠り込んだ話があるくらい。レタスにリンゴ、ハチミツ、そして水。なるか、ぐっすり睡眠、すっきり起床。ちなみにレタスジュースはゾウリムシの培養に使うらしい。ぬお。
 そんなわけでレタスジュースの歌をつくった。


レタスジュース レタスジュース
ひとりで飲むよレタスジュース
夜は長けりゃ朝は遠く
ふかすタバコはスピークラーク

スコットランドでウサギたちが
ジャンピング・イントゥ・レタスファーム
こっそりかじったレタスで
ずっしりまぶたのウサギさん
レタスと一緒に晩ご飯

レタスジュース レタスジュース
眠れぬ僕にメタモルフォース
だってあの子はベッドでドリーム
レタスジュースでレット・ミー・スリープ

以上です。

投稿者 shoshirock : 02:12 AM | コメント (0)

tammikuu 04, 2005

■決着~駒沢か亜細亜か

正月早々、アイデンティティを揺るがされかねない出来事。

・駒沢に住んでいる
・キリンジ弟が駒大出身と聞いていたから(情報源が思い出せない)
・飲み屋で亜細亜大出身の子からキリンジ弟は自分のサークルの先輩だと聞く
・気になってググってみた
・駒大説0、亜大説3~4
・ちなみに兄は早稲田の二文

駒沢からの引越を考え始めています。別に武蔵野(亜大がある)に越そうとは思いませんが。というか風呂付きの部屋へ越そう。今年こそ。

なお、ぼくの出身は駒大でも亜大でもありません。

・正月早々、アイデンティティを揺るがされるような事実。僕は昨年の4月から、渋谷から田園都市線で三軒茶屋の屋、二子玉川の手前にある「駒沢大学」という駅を根城にしている。その名のとおり箱根駅伝四連覇を成し遂げた駒沢大学があるが、それについては卒業生ではないのでとくに感慨もない。僕が駒沢に住むことにした理由は二つあって、ひとつは駒沢オリンピック公園が目と鼻の先にあったこと。日曜日の公園は体育運動に勤しむ老若男女に家族連れ、そして犬であふれ、点在する広場はストリート系スポーツの蚤の市みたいだった。そんな風景を文庫本片手に眺めているといつも、ここにしてよかったと思えてくる。ここから僕の好きなあの歌も生まれたのだろう、ずっとそう思っていた。しかしあの歌の原風景はここにはなかったのだ。
 あの歌を歌うのは、キリンジ。埼玉県坂戸市出身の兄弟デュオで、初期の楽曲はまるで神かと見紛うほどだった。兄・堀込高樹作の『君の胸に抱かれたい』は、どことなくひねくれものの情緒をゆりかごするよう深み。弟・堀込泰行作には、『アルカディア』『エイリアンズ』『双子座グラフィティ』などの傑作が多い。他にも好きな曲はたくさんあり、全曲レビューを書いてもいいほどだ。(←近日中にやります。)
 話は戻って僕。大学の卒業が決まり、新居を探しに不動産屋に出かけた。条件は「渋谷からドアtoドアで30分」「なるたけ安く」。候補が二箇所挙がり、その一つが駒沢だった。…駒沢といえば!敬愛する堀込兄弟のうち、泰行は駒沢大学の出身だと聞いていた。ああ駒沢!アルカディアやエイリアンズの原風景はここにあったのか!!
 それが僕が駒沢にいる理由の二つめだった。

 一人暮らしはそれなりに楽しいが人恋しくなることもあり、新宿の飲み屋街によく出かけた。ある店には亜細亜大出身の子がいて、衝撃情報を教えてくれた。「キリンジ弟は自分のサークルの先輩だ。」…え?駒沢じゃないの??
 半年くらい決着のつかぬまま放っておいたが、ついに今日、年末年始のおおらかな時間の流れにまかせて、検索をかけてみたが…。ない。ないのだ。キリンジ弟=駒大出身説が。代わりに亜細亜で検索してみると数件のヒット。
 ぼくはいったい、なにを見ていたというのだ。

 駒沢自体は自由が丘からも近いし、いいところだと思って気に入っています。下北沢とか新宿近辺に住みたい気持ちもありますが、いまはここでがんばろうとおもいます。

 だって…引っ越すお金ないんだもん…

 ギヴ・ミー・風呂のある生活!

投稿者 shoshirock : 04:26 PM | コメント (0)

tammikuu 03, 2005

■ハードな本の福袋ってないかなぁ。

あけましておめでとうございます。ぼくはトリっぽく生きています。

正月は実家でかなりのんびり過ごし。駒沢に戻る今日は、ずっと行きたかった丸の内OAZOの丸善へ。
読む時間も覚束ないのに…出来心でした。

ミシェル・ド・セルトー『日常的実践のポイエティーク』(国文社)3900円
後藤武・佐々木正人・深澤直人『デザインの生態学 新しいデザインの教科書』(東京書籍)2200円

青春文学館・船長さんの丸善日本橋店でもお買い物。

『現代用語の基礎知識2005』(自由国民社)2286円
呉智英『言葉の常備薬』(双葉社)1200円

とお年とって17歳になりますので、認知科学や芸術・哲学の本はもちろん、古典や文学作品もわしわし読み漁って行きたいとおもいます。マインドトリップ。

本の福袋があればいいのにと思う。重力と磁力の発見の第2巻、デリダ『フィッシュ』、ロック『市民政府二論』(岩波文庫)、レヴィストロース『野生の思考』(中公バックス)で5000円、とか。セレクションに店の個性が。

今年も自転車操業になりそうです。どうぞよろしくおねがいします。

投稿者 shoshirock : 08:45 PM | コメント (2)

joulukuu 19, 2004

■場末のさくらんぼ

・ある店の場末にて。自己肯定の是非にはじまる人生論。ゴールデン街らしいと思いつつ、熱くなって語ってる俺があほらしい。ロクに生きてもいないくせに、何を知った口きいてんだ。

・ゴールデン街の入り口にカラオケのあるバーがある。オープンな感じのスタンドバーなので、カラオケすると辺りに歌が筒抜ける。始発の時間に聞こえてきたのは、やけにキーの高い男の声。なんかへんな歌うたう人もいるもんだなと思っていたら、サビのところで大塚愛の「さくらんぼ」だとわかった。足と腰の力が一気に抜けた。あーなーたーとーあーたしさくらんぼっ!
 いや、ここは新宿。それが許される場所。

投稿者 shoshirock : 06:09 AM | コメント (3)

joulukuu 18, 2004

■意志の存在を読み取る技術

・禁断って禁止されててもしてしまうことで、どうしようもないくらい魅力的なこと。つまりそこには意志の働きを見出さざるを得ない。不可能という名の構造的禁止もまた然り。でも禁止を守るのも意志の力。なんとなく守ってるのは別。

・撮影、仕上がりまでしっかり確認するのが俺の仕事であり責任か。もすこし手際のよさと聞く耳と。責任の存在をすごく実感できたのは収穫。

・なにもしなくてもそこにいていい感覚、わかろうと思っていろいろしてきたけれど、けっきょくわからない。何かしないとそこにいれない。じっとしてられるけど、我慢できん。何なんだこれは、存在のアレルギーか。ぼくは用済みだったし、本当は待たれてもいなかったのだろう。入れない話しかそこには用意されていなかった。(したい話はあったのに、まわりを伺ってたら忘れてしまったみたい。)

・大成建設の広告。
「わたしたちのいちばんの技術は、お客様の思いを読み取る技術です。」

地図に残る仕事。大成建設わたしたちのいちばんの技術は、お客様の思いを読み取る技術です。ここの技術はもちろんですが、何よりも大成建設が胸をはって誇りたいのがお客様の思いを読み取る技術です。私たちはご利用いただく方の率直な声から引き出された真のニーズをしっかりと把握し、すべてのプロセスに反映させながら、大きな満足を創造します。

慶應義塾大学の三田校舎に新しい校舎が完成するが、もともとあそこには谷口吉郎とイサムノグチがつくった「新萬来舎」という建物があった。新萬来舎にはイサムノグチの空間芸術「ノグチルーム」があった。新萬来舎の建て替えについて、大成建設はこの部屋の「移築」を含めたプランを提示した。移築に際してはノグチルームを寸分違わず再現するという条件になっていたと聞く。三田の町も変わったので、ノグチルームの文脈も変わる。ならば彼の意図した意味を浮上させるための移築はあるだろうし、相手もプロだからちゃんと考えた上での提案に違いない、と不勉強な僕は考えていた。しかし実際はノグチルームが再現されない。現場に専門家が入らなかったため、再現に必要な情報?が欠けてしまっているらしい。大成建設を信用した僕がばかだった。新萬来舎が壊される前に、あの庭にこっそり入って考え事をしていた。部屋には建設会社らしき人たちが視察にきていた。庭にひとつパーティションがあったのだが、それを見て会社の人がひとこと、「これはだいぶ古いから、作り直したほうが早いな。」とつぶやく。そんな感覚の人がこの部屋に手を入れるのかと思うとぞっとしたが、ぼくには何もできなかった。
それでもって今、お客様の思いを読み取る技術、ですか。そういえば僕はお客様ではありませんでしたね。もはや「ご利用いただく方」でもありませんでしたか。失礼いたしました。

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joulukuu 17, 2004

■求肥のための書評

上がぎゅうひ入りのハニー焼き。

・ぐひひひひ。食べましたよハニー焼き。あんに蜂蜜が入っているのか、きゅいーんと甘い。ぎゅうひ入りなんてこれにもちもちした感じが加わってもうすんごいことになってますです。皮も上品に甘旨で、屋台でよく売ってる大判焼きとは明らかに格が違う。とってもおいしかったのです。1個120円、ぎゅうひ入り150円、栗入り170円。小倉アイスもまだ食べてないし、またいこーっと。

・「仕事のための仕事」の話、やっぱし一言言われました。それも社長じきじきに。一度も話をしたことがないというのに。プロ意識が足りないんじゃないかと。こう言われると「仕事のプロより人生のプロだ」とメタ思考が走り出す可愛げのない僕。仕事はキッチリやりたいけれどできるだけゆるく生きたいので、これからもローテンションでちょこまか仕事しますです。

・いまいる会社の蔵書が実はかなり僕好みなのだ。実用レベルの認知科学本はほとんどある。シンキングやライティングのノウハウ本の多さは参考になる。編集や企画系のものも多い。マニュアル制作の会社だがSPツールの提案もしているので、広告の本もあったりする。つまりこの会社の関心=事業領域は、そのまま僕の未来の広さにつがっている。コピーライター。ライター。テクニカルライター。ディレクター。編集者。デザイナー。学者。仕事していくうちにどれを最終的に選ぶか、30歳になる頃までに考えとこうっと。
 正直に言えば、どれもできるようになりたい。

・「よい子悪い子ふつうの子」にちなみ、「よい広告悪い広告ふつうの広告」でも。まず、よい広告はタケダの新アリナミンA。おさえコピーの「疲れてるなんて、もったいない。」はグッときます。ボディコピーも文末がいい具合にばらけてるし、ヘッドラインも刺さる。悪い広告は東京メトロ。「HOTする街にでかけよう。」ってわかりやすくてきれいだが季節モノ。夏に同じコピーで広告出したらほめてつかわす。そんな度胸ないだろ。最後に普通の広告。なんで個人営業的な医療系の広告って、こうもアヤシイ香りのするものが多いのだろう。色遣いがややサイケデリックなのがミソ。インパクトの勝利だがとくに感慨もない。

よい子悪い子ふつうの子

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joulukuu 16, 2004

■快挙!寒気一覧表でのんびり焚き火カレー

・昨日、文章を一度も「思った」で結ばなかった。俺的快挙!

・すごい寒気で目覚める。ふとんかぶってなかった。暖房止まってた。ぁー。あまりに寒いので暖を取ってから出社。てか二日連続遅刻はよくない。よくないって書いたところで、でもなんでよくないと思うんだろと懐疑。『遅刻の誕生』まだ読んでないや。そゆわけでハニー焼きも明日におあずけ。やっぱり混んだのかなあ。

・今日は遅れた分取り返すのと、疲れて帰って早く寝ようとするのとで、遅くまで仕事してみた。いままでの仕事を把握するために成果をマップにしてみたり、一覧表にしてみたり。これはこれで楽しい。最近は機器のスケッチもしているのだが、かなり楽しい。興奮気味に家に帰っているのできっと眠れないのだろう。今もね。しかしマッピングなどは本来しなくてもいい仕事。伊東監督が「練習のための練習はするな」と言うとき、「仕事のための仕事はするな」という言い方もきっとできる。練習は試合に向かうが、仕事はどこへ向かう。ん、そもそも仕事は練習ではない、ってことか。やべえ、会社の日報に書いちゃった。

・会社に遅くまでいると、社員さん同士が仕事せずにふざけあっていたりしていて、正直うらやましい。アルバイトは働いた分にお金が発生するので、真面目に集中して仕事しなくちゃならない。ふざける時間にお金を出してもらうのもちょっと気が引ける。そう思って自分を追い詰めていたのはサイバーエージェントにいた頃と同じじゃないか。それなりに気は抜いてますけどね今も。でものんびり仕事できるならば、社員か契約社員かになりたい。フリーランスもいいけどあれは想像以上にすごいことになってると聞く。

・会社に遅くまでいてもう一つ思ったのは、なんか精神論みたいなの話が増える。合宿でも夜はミーティングだったりするでしょう。たぶんその原理。自分が聞き手だとそういうのは嫌だが、傍目に聞く分には嫌いじゃない。焚き火を囲んで話してるような、そんな雰囲気だもの。

・帰りに駅前のカレーうどん屋。ごはんがあるのに後で気がついて、悔しかったので家でごはん食った。おなかいっぱい。また眠れない。

投稿者 shoshirock : 01:44 AM | コメント (149)

joulukuu 14, 2004

■ハニーロックは緻密なキレとひらきなおり

行きたいけど、会社から徒歩15分。行き帰りで昼休みの半分がなくなる。もすこしだけ暖かくなったらいこうっと。って、これからもっと寒くなるんだよな…。

・今住んでいる部屋は風呂がないくせにオートロックなのだが、何を思ったか財布と鍵を忘れてドアを閉めた。おかげで遅刻。むー。

・柴崎友香『きょうのできごと』を読了。映画化されたときの見学エピソードの話があるのだが、おもしろい。保坂和志の言ってた「運動の緻密さ」もよくわかって、ひきこまれた。ああ、やっぱり映画ちゃんと見たかったよ!

・最近はある機械の取扱説明書を作っています。やはり体系的な記述には体力が必要です。あと注意力。エドガー・アラン・ポーは「モルグ街の殺人」でチェスとチェッカーを引き合いに出して、チェスは複雑だから注意力が必要、でもチェッカーは単純だから頭のキレが如実に出る、みたいな話をしていた。頭のキレよりも注意力が必要な場面のほうが現代社会に多い気がするので、優劣をつけるとすれば注意力のある種のほうが生き残るんだろうね。

・ブログの文体がどうのこうの言っていたけれど、もういいです。好きなように書いちゃうもんね。

投稿者 shoshirock : 12:35 PM | コメント (5)

joulukuu 13, 2004

■腹立たしいユースケ立候補の広告は大げさ

日曜日はずっと寝てまして。

・ひさびさにミスチル『It's a Wonderful World』を聴いた。なぜかとても腹立たしかった。曲も詞も。
クォン・サンウが来日。めざましテレビで見たが、なんだ、さっぱりしたユースケサンタマリアじゃないか。いや、かっこいいと思いますよ。さわやかだし。でも顔の系統は同じなんだろなと思い。
渋井3区、土佐5区に登場。この見出しを見て私は選挙だと思いました。

・今朝の地下鉄。あーという広告、ふうんという広告、腹立たしい広告をそれぞれひとつずつ見た。あーというのは電子辞書の広告で、「発音を教えられても、ノートにとれない。」っていう趣旨のもの。コピー学校のお手本みたいだ。ふうんというのは、毛染め剤の広告。シマウマが片一方に、黒い馬が片一方に。ビジュアルのアイデアとして動物を使うとなぜか締まって、意味ありげに見えるよなーとおもった。最後の腹立たしいのはデジカメから写真を印刷できるプリンタ。子供の写真をプリントするヤングミセス。「同じ笑顔は、2度と見れないから。」見たいか?見たいとしても、笑顔か。こういうコピーにくらっとする人いるのか。世間に流布している価値観には、だれかの誇張や拡大解釈の出来がよかったために信じられているものもあるのではないかと常々思っていて、きっとこのコピーはそういうののひとつなんじゃないだろうかとか思った。

毛染めの広告写真プリンタの広告

・大げさな言動って、理屈のレベルでは間違いだけど、意外と対人レベルでは勇気づけられたりもしてる。嘘を嘘とする考えは静的だけど、動的にとれば嘘は未来ってことか。

投稿者 shoshirock : 12:43 PM | コメント (1)

joulukuu 12, 2004

■土曜の夜、代々木で。

ゴールデン街02:30アップ。タクシーで帰るのも経済的に危険なので、漫画喫茶。個室ではインターネットもできるし漫画も読める。意外といいじゃねえか。家に引きこもっているよりは生産的になにかしようという気になる。鈴木タイムラーも見れるし、これから土曜の夜は漫画喫茶にしようと思う。
矢沢あい『NANA』を読み始めたが、なにぶん話が長そうで面倒くさい。今思えば村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』を読破したことがあるのが奇跡のようだ。それいらい長編小説なんて読んでられない。そんなに興味や集中力がそこだけに居続けられない。サマセットモームが『読書案内』で言っていたが、小説を読めないのは自分のことしか考えてなくて他人のことに興味のない、想像力と共感力?に欠けた人なんだそうな。まさにぼくはそういう人なのでそんな具合。読めないわけじゃないんだけど、取り立てて必要性がないんだよなーいつも。

あ、『ラブロマ』は3巻までだから、近いうちに読むよ。てかそれ目当てで漫画喫茶来たのにないってどーゆーことだ。

今日判明したこと:早くおうちに帰りたいのは横になりたいからではなくて、メッセにログインしたいからだった。

あ、5巻で止まってたAKIRAも6巻を買って読もうっと。

投稿者 shoshirock : 04:22 AM | コメント (5)

joulukuu 10, 2004

■考えていたことのメモ

・おなかが痛い。
・なか卯ではいからとミニ豚丼。おなかにやさしくするつもりが高カロリー食になってしまった。
・会社から更新できるようにした。
・フロイトの理屈によると、肛門期に排便をうまくしつけられなかった人は、けちん坊で執着的になるという。ならばお金は排泄物のメタファーか。

あとは年末年始なのに金がもうないなとか、でも飲みにいきたいなとか、でも酒はそんなに好きじゃないんだよなとかそんなこと。

投稿者 shoshirock : 01:09 PM | コメント (1)

joulukuu 05, 2004

■たのしいけれどだめぽなのです。

仕事は楽しくやっています。
業界こそ違えど、ずっと憧れてたスタイルはそこにある。オリエン、プレゼン、企画、編集、執筆、校正。本づくりと広告作りの要素がいっぺんに入ってくるのはとても素敵なことです。いまのところ、身体に無理がかかるようなこともないし、、、責任もない。成長してるんだろうか?なんて不安はあるけれどそれを言い出したら限がないし、欲をかいてメルトダウンしてたのが今までだったんだから気にしない。書き物に時間がかかるのはいつものこと。

この世に寂しさがなかったら世界はもっと生産的で効率的に、社会の方程式の最適解に近づいていたのだとおもうけれど、そのかわりに歌や詩や絵画や映画は生まれなかっただろう、とか思う。

店やめようかと思う最近。

投稿者 shoshirock : 11:38 PM | コメント (3)

marraskuu 12, 2004

■間違いでもなければ正しくもない。

『プラネテス』4巻を読んでいて。

第20話「飼い犬」の「あーゆーのがいるから戦争なんか起こるんスよ」という言葉が気になっている。「あーゆーの」とは「宇宙戦闘は英雄を生まない」が持論の、アメリカ宇宙軍情報局・サンダース大佐。ケンタッキーフライドチキンのカーネルサンダースを思わせる容貌の大佐は、開戦直前の局面に胃を痛めており、あらゆる手段でその阻止を目論む。そんな折に宇宙兵器の軌道上にいる宇宙船の船長フィーおよび乗組員には国際航宙法違反で逮捕状が出ており、そのことはサンダースに都合がよかった。サンダースはアメリカ軍港による補給を提示し、代わりに自分の反戦キャンペーンに一役買うよう交渉を図る。フィーはそんなサンダースの何もかもが気に食わず、これを拒否する。そのやりとりを見ていた女性船員タナベは「あーゆーのがいるから戦争なんか起こるんスよ」と言い放つ。正確には「いいの、私もアイツきらい!フィーさんをなめてんスよ、あのヒゲメガネ。へ理屈や取引で女性を口説けると思ってるタイプだわ。あーゆーのがいるから戦争なんか起こるんスよ。」

サンダースの提示は一見、渡りに舟だ。しかしサンダースが軍人である以上、彼の思惑は軍の思惑だ。自民党が公明党と連立組んじゃうみたいな危険がそこにある。己をしっかり持っていないとずるずる引っ張られていっちゃうような、危険で強力な引力が。

こーゆーオトナには絶対なりたくないって思っていたが、政治家を目指していたぼくにはそーなる危険が身に迫っていて、それはカッコ悪すぎるって思っていたら今みたいになってるんだが、それなりに不便なのは認めざるを得ない。

そう言えば就職活動のときも、取引みたいに自己PRとか志望動機とかを書くのが嫌だった。あなたはなにができますか?この会社になにをしてくれますか?この二つの質問は「してきたこと」「したいこと」として巧妙に聞かれる。まるでトラップだ。

大人の恋愛も取引めいたところがあり、それを積極的に引き受けてる人は男女共に多い。

でもそれだけでいいのか。

投稿者 shoshirock : 09:11 AM | コメント (3)

marraskuu 09, 2004

■やっぱ適当に更新します

よく考えたらいままで箇条書きだから抵抗少なく書けたことも、ブログでタイトルつけなきゃならなくなってから、まとめる必要があるような気がして面倒くさくて書きにくくなっている。ジャンリュックナンシーやベンヤミンみたいにバラバラと書いていきたい。

ところでまだ新札にふれていません。

Amazonで「持っている本」の評価を更新していたら、アマルティア・センがおすすめリストに載ってきた。センは1933年インド生まれの経済学者で、1998年に厚生経済への貢献を称えられてノーベル経済学賞を受賞。9.11以降「自由」は、思想界はもちろん、世界中で議論の対象となっている。思想コレクター度の高い僕の本棚に経済学の本が滑り込んできたのは、センの経済学がこの「自由」を問題にしているからだろう。
おすすめリストの『Development as Freedom』というタイトルに惹かれたので、図書館で読んでみた。この本、邦訳では『自由と経済開発』と題されていて、肝心の"as"が活きていない。面白いのは「capability(潜在能力)」の概念などから、今までしてきたことよりもこれからできることでもって経済学を描きなおそうとしている点。いまいくら持っているかだけではなく、それでこれからなにをできるのか。これで動的な経済学の画が見えると思うのだがすでに勉強されている皆さんはどう思われているのだろう。

アマルティア・セン(cruel.org)


ノグチルーム、ひどいことになると聞いて、ものすごくショックを受ける。これだったら就職なんて放って署名でも不法占拠でもリークでも宣伝活動でもなんでもやるべきだったかもしれない。もっと冷静に話を聞いていて判断すればわかっていたことだったかもしれない。肝心な時に回らない己の頭を呪いたくなるのはこういうときだ。大学はますます居づらい場所になる。もっとも、こうなってしまったということは、僕は結局なにもできなかったのだが。

投稿者 shoshirock : 02:06 AM | コメント (1656)