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helmikuu 24, 2005
■感覚(ぼやき)
絵描きは形状と色彩を、
音楽家はリズムと音階を、
作家は文体と言葉を、
料理家は嗅覚と味覚を、
それぞれ精緻に把握する感覚を備えている。
なんかそういうのを一つ持ちたい。
絶対的に信じられる、身体的なイメージの感覚を。
そこからしか何も始まらない気がしている昨今。
「生活」に感覚があるとしたら、それは一体なんだろうて。
投稿者 shoshirock : 02:06 AM | コメント (0)
helmikuu 18, 2005
■まいにちを、つよく。
つよく。
とんでもない怒りや悲しみや空しさに負けないくらい
生活をつよく。
まいにちを、つよく。
投稿者 shoshirock : 01:44 PM | コメント (0)
helmikuu 17, 2005
■すみません、久々にイタイ話です。
・好きになるって、弱みを抱えることでもある。それがなくなったら悲しいとか、一緒にいないとやってけないとか。なんかそういうのをひっくるめて抱えていけるのが上級者の好き、なんだろうけれど、残念ながら26-10=16歳の私はどうもそういうわけにいかなかったみたいでした。
・ほんとーのことを言うと、自分で自分の感覚をすごく信じられない。だから理屈とか他人の言葉に頼ることが多い。そゆのに依存しながらコラージュみたいに生きてきたフシがあるので、理屈や言葉の摂取を怠ると、成長が止まる。上記の-10ってのは、たぶんそういうこと。すぐに勘違いだと思っちゃうけれど、最近はそこに飛び込む勇気はできた。問題なのは、決め込んでからそれを貫けずグダグダになっちゃうこと。やっぱ引き返そっかなとか思って、実際引き返して。アンガールズみたいに、じゃんかじゃんかじゃんかじゃあんって誤魔化せればいいんだけどね。ラカン的に考えると…やはり母的存在の欠如によって、想像界が現実界を侵食してるんだろうか。いずれにせよ、いまいち定まらないのですよ、たましいのかたちが。
・そうやってすべてを自分の問題に取り込んでしまうこと自体が宜しくないのかもしれない。
・さいきん、「ゆで太郎」という店のそばにはまっています。細麺でかき込むのにちょうどよい。
・悲しいできごとと同時に、楽しいできごとも起こっている。火のとおりの悪い鍋物みたいな、そんな世界。全体がわかると欠如もわかるけど、欠如ばかりじゃないんだともわかる。それでも苦しいもんは苦しいんだから、教育はそこそこ罪ですよ。
・どうせ泣くんなら、笑いながら泣きたい。
・やさしくするって、他人任せじゃあかんのよなほんとは。自分の意志とかだろう、やさしさにつきもののぬくもりって。だから空洞にコラージュを敷き詰めたよな「どーしたい?」って問い掛けるだけのやさしさは、別にやさしいわけじゃない。
投稿者 shoshirock : 02:53 AM | コメント (0)
helmikuu 06, 2005
■CM見てて。
・カネボウ「ナイーヴ」のCMがおもしろいです。
・さいきん一番すきなコピーは「道のさき 空のふもと」(TOYOTA「カローラ フィールダー」)です。
・きょうはカップラーメンたべました。マルちゃんの「巧」の味噌。うまかったです。
・なんだかんだ言って肉食ってます。
・KITKAT、電車の広告みると泣きそうになります。丸の内線。年を取るって、弱点が増えるってことでもあるんですね。
投稿者 shoshirock : 08:44 PM | コメント (1)
helmikuu 04, 2005
■最近気になった広告
昨年末から1月にかけて、気になった広告を批評します。
●イイ!
▼「新聞を見なければ、平凡な一日でした。」(朝日新聞)
ああ、そうだよな。新聞とかテレビとか見なければいびつな政治性に踊らされることもないんだよな。
▼「このゲームができなくなるほど 忙しくなってはいけない。」(PSP)
コピーだけでも立ってます。
▼「さっき鳥も休んでいった。」(いいちこ)
いままでのいいちこの広告は、コピーが写真に負けていた。しかし今回のはいい勝負。ひといき入れて、焼酎をちびり。そんな景色をアフォードしております。
●ほお。
▼「特急で逃げよう」(東武鉄道)
逃げちゃダメだ!なんて言ってたのはもう7年前。
▼「254年かかって?」 いえいえ、「254年かけて!」(タキヒヨー株式会社)
調べてみると宝暦年間からの老舗繊維メーカー。続くだけでもすごいっすよ。スピードの世の中でこの言葉を言えるのは力強い。
▼「この裏をチェック」(日刊スポーツ)
電車の中吊り広告。裏面に回ると当日の記事がほぼそのまま広告になっている。裏をチェック、ってあたりが新聞っぽくていいなと。
●んー
now picturing |
▼「元気くんも、笑子さんも 私たちと一緒に働きませんか。」(ジョナサン)
もすこしいそうな名前だったらなぁ。でも最近の子供の名前はすごいことになっている。元気君も笑子さんも、かつての太郎や花子なのか。
▼「もしも、わたしが英語を話せたら!? ―あなたの大胆不敵な人生 + Gaba」(英会話Gaba)
こういうの作りたい気持ちがわかりますが、だいたいの人が不穏な動機の元に英語を話したいと思っていること、そしてそれをできないのを英語のせいにしていることが浮き彫りになります。別に英語話せたからできることでもなし。しかしじっくり読んでしまった僕の負けか。
▼「インテリジェンスで600万転職」(インテリジェンス)
販促にケーススタディは欠かせない。が、なんかアカラサマすぎてイヤだ。ずっと前の「はたらくを、たのしもう」はまだよかったのに。でもこういう広告は実際に効くんだろう。
同業他社のenJapanが「転職は慎重に。」なんて広告出してる一方でこれだ。
お口直しに、ヴィレッジヴァンガードの福袋のPOPを。
投稿者 shoshirock : 12:55 PM | コメント (0)
helmikuu 03, 2005
■私的な交通整理
メモなので、乱文です。
・大学に6年いた。5年目と6年目に、東浩紀が出講していた。講義の内容は詳しく思い出せない、というのはノートが手元にないから。熊倉敬聡さんのところで新しい生活の美学の研究や実践もしたけれど、そういうのも含めて、ちゃんと哲学とか社会学・経済学などの学問を整理整頓しておきたかった。その意味で哲学の研究をしたく、(いま思えばそれは知識社会学かもしれないけど、)東浩紀に相談をしたことがある。彼がくれたアドバイスはいくつかあった。ひとつは、外国語はやはり勉強したほうがいいこと。ひとつは、やはり働き口は少ない、留学してもそのまま日本に帰ってこれないケースもある、こと。もうひとつは、日本発の思想を作ったほうがいい、ということ。僕の質問が京都大学の篠原資明のところで勉強したい(当時は発生の哲学・美学みたいなことをしたかった。)ということだったのもあるだろう。
・筒井康隆『文学部唯野教授のサブテキスト』がロランバルトの『S/Z』の真似でもあるのかな。二行あけなくても箇条書きでいいじゃん。点による断章化。
・で、松岡正剛や鷲田清一、もしかしたら浅田彰なんかもパラパラめくっていたのだけれど、まったく忘れていましたです。エキサイトブックスに吉本隆明の特集が。この人を忘れていました。ばななは何作か読んだ。けど、あまり覚えていない、のは、たぶんそれくらい肌に近いかものすごく遠い文章なんだろう。篠原資明を考えたのは、講談社の『ドゥルーズ』を書いていたから。あと、「交通」の考えにちょっと惹かれるものがあったから。要は読むぞ吉本隆明!ってことです。
・キリンジは『ペーパードライバーズ・ミュージック』がいちばんいいとおもいます。昔はとにかく『3』好きだったんだが。あと、兄の詞に影響を与えている人として詩人の吉増剛造が挙がっているけれど、堀口大學訳のボードレールにも似ている、または吉増剛造がボードレールの影響を受けている、ような、気がしているのです。
・@アメリカ、日本人14歳が博士号持っている。なんだよ、さっさとアメリカ行ってればよかったのか。鯉の馬鹿。
・今朝、九鬼周造『「いき」の構造』を読んでいたのだが、なぜかこれが今のぼくには途方もなくつまらない。九鬼周造の出す実例がいまいち身近に感じないのもある。で、「いき」は可能性の中でで満足に生きる概念で、上品下品とか派手地味とかそういうのでつくった立方体でもって説明できるのですよ、というのが僕の至極乱暴なまとめ。この概念ってアリストテレス的な「中庸」に近いのかな。エッジを攻めたいあたり、遅れてきた16歳。
・http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050203-00000009-maip-soci
・http://www.excite.co.jp/News/bit/00091107306536.html
・なんだっけか。とにかく2005はちゃんと哲学しそうです。大学にいた時以上に。間違いなく今以上に面倒くさくなりますが、どうぞ適当に宜しくです。