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helmikuu 04, 2005

■最近気になった広告

昨年末から1月にかけて、気になった広告を批評します。


●イイ!


朝日新聞PSPいいちこ

▼「新聞を見なければ、平凡な一日でした。」(朝日新聞)
 ああ、そうだよな。新聞とかテレビとか見なければいびつな政治性に踊らされることもないんだよな。

▼「このゲームができなくなるほど 忙しくなってはいけない。」(PSP)
 コピーだけでも立ってます。

▼「さっき鳥も休んでいった。」(いいちこ)
 いままでのいいちこの広告は、コピーが写真に負けていた。しかし今回のはいい勝負。ひといき入れて、焼酎をちびり。そんな景色をアフォードしております。



●ほお。


特急で逃げようタキヒヨー

▼「特急で逃げよう」(東武鉄道)
 逃げちゃダメだ!なんて言ってたのはもう7年前。

▼「254年かかって?」 いえいえ、「254年かけて!」(タキヒヨー株式会社)
 調べてみると宝暦年間からの老舗繊維メーカー。続くだけでもすごいっすよ。スピードの世の中でこの言葉を言えるのは力強い。

▼「この裏をチェック」(日刊スポーツ)
 電車の中吊り広告。裏面に回ると当日の記事がほぼそのまま広告になっている。裏をチェック、ってあたりが新聞っぽくていいなと。

日刊スポーツ:「この裏をチェック!」当日の記事内容が広告になっている。



●んー


ジョナサン店頭にてもしも私が英語を話せたらnow
picturing

▼「元気くんも、笑子さんも 私たちと一緒に働きませんか。」(ジョナサン)
 もすこしいそうな名前だったらなぁ。でも最近の子供の名前はすごいことになっている。元気君も笑子さんも、かつての太郎や花子なのか。

▼「もしも、わたしが英語を話せたら!? ―あなたの大胆不敵な人生 + Gaba」(英会話Gaba)
 こういうの作りたい気持ちがわかりますが、だいたいの人が不穏な動機の元に英語を話したいと思っていること、そしてそれをできないのを英語のせいにしていることが浮き彫りになります。別に英語話せたからできることでもなし。しかしじっくり読んでしまった僕の負けか。

▼「インテリジェンスで600万転職」(インテリジェンス)
 販促にケーススタディは欠かせない。が、なんかアカラサマすぎてイヤだ。ずっと前の「はたらくを、たのしもう」はまだよかったのに。でもこういう広告は実際に効くんだろう。
 同業他社のenJapanが「転職は慎重に。」なんて広告出してる一方でこれだ。



お口直しに、ヴィレッジヴァンガードの福袋のPOPを。

福袋群本文とは関係ありません

投稿者 shoshirock : 04.02.05 12:55

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